初釜は新年最初に釜に火を入れることを意味していて
年が明けて最初に行われるお茶会です
お席は大広間と小間席という2つのお席が用意され
大広間は先生が、小間席では先生のお弟子さんが薄茶を点ててくださり
一服ずつ頂戴しました
今日の掛軸の言葉が意味する「幸せ」とは
今日の掛軸は「福寿海無量」(ふくじゅかいむりょう) という禅語です
~幸せが海のごとく無量である~
という意味
禅の捉え方では「今目の前に幸せは広がっている」という意味になるそうです
それを聞いて京都の龍安寺さんの「我唯足知」(われただたるをしる)のつくばいを思い出しました
~自分はすでに満ち足りている~
ヨガでは「サントーシャ」というヨガ哲学の8四則のうち2番目の、ニヤマの中のひとつに当てはまります
「満ち足りる」は日常の小さな幸せというイメージですが
福寿海無量は、「幸せが海のように広がっている」ということでイメージがしやすく
自分の内側に無限の幸せの海があるという感覚を持ったまま
帰宅後にした瞑想はもう格別でした・・
ヨガ哲学で「幸せ」とは
私たちは生まれながらに幸せな存在
存在そのものが愛と幸福であるとヨガでは言います
でも生まれてから大人になるまでの様々な経験や人間関係、ストレス、
潜在意識に存在するネガティブな記憶の影響で
その幸せにモヤがかかり見えにくくなり、私たちは外側に幸せを追い求めようとします
内側にすでにある幸せに気づくこと
それができるのがヨガの瞑想です
2月の瞑想クラス
2月20日(木)13:00~14:00 ヨガニドラー
2月27日(木)13:00~14:15 ヨガ瞑想
開催場所:JR中央線武蔵境駅徒歩1分 武蔵野プレイス地下1階パフォーマンススタジオ
ヨガニドラーとは
仰向けの姿勢で意識を覚醒したまま行うガイド瞑想です。究極のリラクゼーション効果があり
無意識のレベルにおける心の傾向や習慣、パターンを開放することができます。仰向けで力の抜けやすい状態で行っていくので
忙しい心は身体がリラックスするのと同時にゆるやかに落ち着いていきます。
ヨガ瞑想とは
無になることと考えている人も多いと思いますが、私たちは常に何かを考え判断して生きているので
すぐに無になることはできません。外側に向いている意識を内側に向けていきながら外側の変化する自分と
内側の変化しない自分の違いを知り、内側にある自分の「変化しない幸せ」に近づいていく体験が瞑想です
クラス前半はヨガのポーズと呼吸法で心身を調えます
思考が明瞭になると不要な緊張も取れ瞑想しやすくなり、
瞑想の効果もより高まります
心身の力みが取れることや
体、心、精神という順番で内側に向かって調えていくことができるところが
ヨガのポーズ、呼吸法と瞑想を一緒に行うメリットです
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