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柚子の季節到来 アーユルヴェーダで考える柚子の性質と味とは

12月
暦の上では冬の到来です
駅の近くのお花屋さんで時々無農薬野菜や果物を安く買えるのですが
先日は柚子を置いていたので気になって手に取ってみました
特に産地や無農薬であることの正式な記載はなかったけれど
この虫食いが無農薬の証でしょう!と思い購入
自家製の塩麴を使って「白菜の塩麴あえ」を作って柚子を絞って皮も削って入れてみました
翌日食べたら本当においしくて!
調味料的に使われる果物だけど、香りが良くて
柚子はとにかく存在感が圧倒的です


アーユルヴェーダでは6種類の味:甘味・酸味・塩味・辛味・苦味・渋味を「ラサ」と言い
ドーシャのバランスを食べ物でコントロールするときにこのラサを使って考えます
私が作った「白菜塩麴+柚子」で考えると

柚子は柑橘類なので「酸味」が強い。
塩麴は「塩味」
白菜は葉物野菜なので「苦味」

酸味と塩味はピッタとカパを増し、ヴァータを鎮静します
そして苦味はピッタとカパを鎮静し、ヴァータを増します
ピッタとカパの性質が強い人は酸っぱいものとしょっぱいものを避けて
ヴァータが強い人は苦味のあるものを控えたほうがいい
というのがアーユルヴェーダの理論ですが
絶対に食べてはいけないということではなく
食べすぎたり毎日積極的に摂るのは控えたほうが良いということです

また、秋から冬は自然界ではヴァータが優勢になるため
それに影響を受けて私たちの体内のヴァータも増すため
ヴァータ体質の人はヴァータを増やす要因を避けるべき
生野菜である漬物は控えたほうが良い、ということも言えます


アーユルヴェーダでは食べ物のラサの組み合わせでエネルギーバランスのコントロールをします
一般的な栄養学でも偏ることなくバランスよく食べるのが良いと言いますが、やはりそれが大切だということもわかります

ご飯を作る時にこんな細かいことばかり考えると何も作れないけれど
家族のだれに何が合うか、何を積極的に取ったほうが良いかは常に考えています

食べ物が持つドーシャへの影響を考えるととても楽しいですよ♪

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