昨日までの残暑の蒸し暑さから一変して今日は突然気温が下がり寒さを感じるほどになりました
今こうしている間にも自然界は大きく変化し、秋は刻々と近づいています
夏に優勢になったピッタ(火のエネルギー)が弱まり、ヴァータ(空と風のエネルギー)が強まる乾燥した冬へと移行します
秋の始めは夏に強まったピッタの火が身体に影響を及ぼします
たとえば消化不良、肌荒れ、口内炎など、どれもピッタのエネルギーによる症状です
私もここのところ口腔内の荒れと口内炎が気になっていました
まさにピッタが身体に悪さをしている証です
アーユルヴェーダでは旬の食べ物を摂ることがおすすめされています
巨峰などの黒いブドウ、ナシ、栗は水分と甘味があり体に蓄積した熱を解放する作用があります
甘味、苦味、渋みを多く含む食べ物は火のエネルギーを鎮静する効果があるため
食事に上手に取り入れると効果的です
甘味:ブドウ、サツマイモ、栗、ナス、新米
苦味:レタス、豆類、つるむらさき、ルッコラ
渋み:人参、レタス、柿



食べることばかりに気が回りがちですが、消化不良により調子が悪くお腹が空かない時は
おかゆなど消化の良いものを食べるか、1食分は控えて白湯を飲みながら様子を見るなど
食べない選択をして空腹を待つのもアーユルヴェーダの基本です
反対に酸味、塩味、辛味はピッタを増大させるためこの時期はなるべく控えるようにしましょう
お知らせ
11月24日(月・祝)にアーユルヴェーダワークショップを開催します
初めてアーユルヴェーダを学ぶ方向けなので、アーユルヴェーダやヨガに興味がある方や
書籍で学んだけれど講師に直接習ってみたい方におすすめです
詳細は近日中にアップします