アーユルヴェーダでは「ディナチャリヤ」という朝の習慣を推奨しています
朝早く起きることから始まり、
舌磨き、白湯を飲む、オイルマッサージやうがい、ヨガ、排せつ、食事など
その内容は多岐にわたり、縁起の良いことを考える、瞑想をするなど
体と心の健康のためだけではなく精神を健全にすることが含まれる点は
ヨガと同じように、古代インドの叡智であるアーユルヴェーダならではです
ディナチャリヤとは?なぜディナチャリヤが必要なのか?
アーユルヴェーダは未病と言われる病気以前の症状を治すという目的で行わることが特徴です。
病気の原因は生活習慣であることが多いため、根本から改善するために行われるのがディナチャリヤです
アーユルヴェーダではオージャス(活力)アグニ(消化力)ドーシャ(生命エネルギー)ダハトゥー(組織要素)マラ(排泄物)が
正常に機能したり良質のものであることで健康が保たれると考えています
ディナチャリヤを行い病気の原因となる生活習慣の改善、老化の予防、疲れやストレスを軽減するための方法を身に着けることが健康で長生きできるための秘訣なのです
朝一番の習慣は早起き!「ブラフマムフールタ」
それではまず、朝一番の習慣からご紹介します!
アーユルヴェーダでは朝を大切にします
「ブラフマムフールタ」という朝の神聖な時間があり
日の出の96分前から48分前までの時間帯に起きて
活動をするというものです
この時に朝日を眺められると良いと思うのですが
地域ごとに日の出の時間が違い、季節も違います
日本では冬なら可能そうですが、寒くて起きられないかもしれません 笑
おすすめはいつでも毎朝5時に起きること
平日も週末も変わらず5時に起きて活動を始めましょう
また、ブラフマムフールタは「お釈迦様が誰を助けるか考えた時間」とも言います
だからこの時間帯に瞑想をするのが良いのです
私は朝5時に起きて瞑想をしています
それが毎日の習慣として体になじんでくると
朝を基準に一日の生活ができてくるので夜は早く眠くなります
人間と太陽の関係とは
人間と太陽はエネルギーの交換関係があるのです
朝起きてお日様を浴びることで幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを吸収し
一日に必要な活力を得ます
夜はセロトニンがメラトニンという睡眠に必要な物質に変換され眠くなります
東洋医学でも似たような理論があり、お日様から一日に必要なエネルギーをもらい
夜自然に眠くなるのは夕日にエネルギーを返しているからといいます
生活の中でバイオリズムが狂うということは自分が自然に逆らっているから起きることなのです
心当たりがあったらまず朝早く起きてみましょう
きっと人生が変わるはずです!